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可能性を活かすも潰すも大人次第

塾長の遠矢です。
子どもたちは素晴らしい可能性を持っています。
そして、その可能性は一人ひとり、全員が持っています。
日々子どもたちと関わる中で、「そんな発想もあったの?」「なるほどね」とこちらが想定もしなかったことを思いついたりする塾生もいるため、いつも私にとっても学びが多いと感じています。
子どもの頭は本当に柔らかいですね(私も負けないように…)。
しかし、その可能性を活かすも潰すも大人次第だなとつくづく思います。
子どもたちは子どもながらにして大人の反応をものすごく観察しています。
こうすれば褒められる、こうすれば怒られる、といった大人のリアクションをとる状況をきわめて詳細にキャッチすることができます。
そのため、褒め方や叱り方には細心の注意を払わなければなりません。
当塾では基本的にどの単元を勉強する際も「まずあなたはどう思うか」を徹底的に追求します。
それは自分自身の頭で考え、それを誰かに伝えることで相手に伝わった、面白いと思ってもらえたという小さな成功体験を積んでもらい、考えることの大切さを知ってもらうためです。
ちなみにその考えに正解不正解は関係ありません。
算数の答えが間違っていたとしても、その答えに至るまでの過程を重視し、そこに本人なりの仮説や思考が含まれていたら素晴らしいです。
一方、答えがあっていたとしても、「なんとなく」「答えを覚えた」といった思考の過程が見られないものについては都度考えを深めるよう修正しています。
もちろん受験において答案用紙に正解となる答えを書くことが求められる事実はあります。
答えをそのまま暗記した方が直後のテストではいい点数が取れるかもしれません。
しかし、その正解となる答えを書くための勉強は「勉強の応用編」です。
「勉強の基礎」に含まれるのは、自分の頭で考え、それを口に出し、また考えるというアウトプット重視の勉強の習慣がついているか、といった内容です。
もしこの基礎がついていないと、答えを間違えたら先生から怒られるから答えを写す、発言したら友達から笑われるから考えるのをやめる、わかったふりをする、受験期に入ってもその状況を引きずり、結局点数につながらない、といった悪循環に陥ります。
周りの様子を伺いながら勉強していると、大半の生徒は成績が徐々に下がってきます。
自分の意思で勉強をしていないからです。
自分の意思で勉強できるようにするには、勉強を教える大人が意思を潰さないように、自分の意思を発言することに躊躇が無いような環境をつくることが大切です。
テストの点数をあげたい、という気持ちはとてもよくわかりますが、「基礎」をきちんと固めてから「応用」に行くことで常に安定的にテストで得点できるようにしていきたいですね。
私も子どもたちの可能性をもっと引き出せるよう、サポートしていきますね。
無理して学校に行かせたくない。将来の選択肢をまもってあげたい。
どちらも、おなじくらい大事だと思うから。
Michibikiゼミは、自立支援と進学支援のハイブリット型学習塾。
特性を持つ子どもたちのことを深く理解し、ペースも、教材も、学ぶ順序も、一人ひとりに合わせた学びを提供します。
授業についていけなくても、学校のルールがまもれなくても、じぶんに合った学び方さえできれば、勉強はできるようになる。可能性は広げられる。
わたしたちは、そう信じています。
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