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「分からないといえる環境づくり」

こんにちは。Michibikiスタッフの宮尾です。
今回は、夏期講習での経験から「分からないことを言いやすい環境」の大切さについてお話ししたいと思います。
夏期講習では、普段担当していない生徒の授業も受け持つことがあり、いろいろなタイプの生徒と関わる中で、改めてこのことを実感しました。
私は、授業のときは、いつも生徒に伝えています。
「どんなことでも聞いていいよ!」と。少しでも「なんでだろう?」と思ったことや、「どうしてこうなるの?」という疑問、さらには勉強に直接関係ないことでも大歓迎です。
生徒が口に出した疑問は、学びのスタートだと思っているからです。
特に理科の授業では、中学の範囲だけでは説明しきれないこともあります。電池の単元でも、「どうして金属が溶けるの?」「電気ってどうやって流れるの?」といった質問が出ました。
そんなときは、中学生でもイメージできるように、できるだけかみ砕いて説明します。身近な例を出したり、絵や図を使ったりして、「なるほど!」と思ってもらえるよう工夫しました。
質問が出るたびに、私は「よくぞ聞いてくれた!」と心の中でガッツポーズをしながら、明るく楽しく答えます。
こうして一つひとつ答えていくと、生徒たちは安心してどんどん質問をしてくれるようになり、空間がが生き生きとした雰囲気になります。
この経験を通して改めて思ったのは、学習の内容以上に「安心して質問できる空間」が学びを支えるということです。私が、そしてMichibikiゼミが大切にしているのは、生徒が自分のペースで疑問を出し、考え、理解できる環境をつくることです。
塾講師での経験は、教えること以上に学ばせてもらうことが多いです。生徒の「分からない」に向き合い、一緒に考え、全力で答えること。それを大切にしながら、Michibikiゼミでも子どもたちが安心して学べる場づくりに取り組んでいきたいと思います。
無理して学校に行かせたくない。将来の選択肢をまもってあげたい。
どちらも、おなじくらい大事だと思うから。
Michibikiゼミは、自立支援と進学支援のハイブリット型学習塾。
特性を持つ子どもたちのことを深く理解し、ペースも、教材も、学ぶ順序も、一人ひとりに合わせた学びを提供します。
授業についていけなくても、学校のルールがまもれなくても、じぶんに合った学び方さえできれば、勉強はできるようになる。可能性は広げられる。
わたしたちは、そう信じています。
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